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日タイ首脳、経済分野で連携深める方針を確認 米半導体企業とも面会

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タイの国旗=ゲッティ 拡大
タイの国旗=ゲッティ

 岸田文雄首相は15日(日本時間16日)、訪問先の米サンフランシスコで、タイのセター首相と初めて会談した。経済分野での連携を深める方針を確認。12月に東京で開かれる日・東南アジア諸国連合(ASEAN)友好協力50周年特別首脳会議の成功に向け、協力していくことでも一致した。

 会談は約30分間行われた。岸田首相は多数の日本企業がタイを東南アジアの拠点に位置付けていると紹介し、ビジネス環境の改善に向けた協力拡大を提案。アジア全体の脱炭素化を目指すアジア・ゼロエミッション共同体構想や安全保障分野でも「連携を推進したい」と呼びかけた。セター氏は「エネルギーや自動車産業をはじめさまざまな面で引き続き日本と協力したい。両国の投資を更に活発にしていきたい」と応じた。

 岸田首相はまた、イスラム組織ハマスによるイスラエルへの攻撃でタイ人に死傷者が出たことについてお悔やみを伝えた。両氏はロシアのウクライナ侵攻や東・南シナ海、北朝鮮情勢などを巡っても意見交換した。

 岸田首相は会談に先立ち、米国半導体工業会のジョン・ニューファー会長ら半導体企業幹部の表敬を受けた。

 表敬したのはマイクロン・テクノロジー、クアルコム、インテル、グローバルファウンドリーズなど11社の幹部。岸田首相は「一つの国、地域で半導体のサプライチェーン(供給網)全体をまかなうことは困難であり、日米連携が極めて重要だ」と語った。企業側からは半導体産業に対する日本政府の支援に謝意が示されたという。【サンフランシスコ村尾哲】

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