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天皇、皇后両陛下をはじめとした皇室の方々の活動や様子を中心に、日々の新聞紙面では紹介しきれない話題も伝えていきます。

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熟練の技が生む輝き 天皇陛下も着用する「勲章」

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ティアラや勲章を着用したロングドレス姿で成年の行事に臨まれる天皇、皇后両陛下の長女愛子さま=東京都千代田区の皇居・宮殿西車寄で2021年12月5日午後0時48分(代表撮影)
ティアラや勲章を着用したロングドレス姿で成年の行事に臨まれる天皇、皇后両陛下の長女愛子さま=東京都千代田区の皇居・宮殿西車寄で2021年12月5日午後0時48分(代表撮影)

 秋の叙勲のうち、大綬章(だいじゅしょう)の授与式が今月8日、皇居・宮殿「松の間」であり、天皇陛下が17人の受章者に勲章を手渡された。式で陛下が着用したのが、日本で最高となる「大勲位菊花章頸飾(だいくんいきっかしょうけいしょく)」など3種類、4点の勲章だ。皇室の方々が儀式で身に着ける勲章について探った。

 勲章は国や公共に功労のあった70歳以上の人などに、生涯一度だけ授与されるもので、明治時代に制度化された。何度かの変更後、2003年秋以降は頸飾を筆頭に21種類となり、この他に文化の発達に顕著な功績のあった人に授与される文化勲章がある。

人生の節目で授与

 皇室の方々には一般とは異なる基準で勲章が贈られている。かつては皇族身位令で立場によって授与される勲章が決まっていた。身位令が廃止された1947年以降も、おおむねその内容が踏襲されている。

 上皇さまは成年式と立太子の礼があった52年11月に大勲位菊花大綬章を授与され、常陸宮さまと天皇陛下、秋篠宮さまは20歳の誕生日に同じ勲章が授与されている。

 女性皇族は結婚で皇室に入った際や、成年になった時に宝冠章が授与されてきた。宝冠章は外国人女性への儀礼的な叙勲や女性皇族に授与されており、天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは、20歳の誕生日に合わせて21年12月に宝冠大綬章が授与された。

 陛下が大綬章の授与式で着用した勲章を確認してみる。…

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