フラワーブルームピンボール

連載

24色のペン

国内外の異なる部署で取材する24人の記者が交代で手がけるコラム。原則、毎日1本お届けします。

連載一覧

24色のペン

「学校に泊まりたい」実現した小4の試み=大沢瑞季(デジタル報道グループ)

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
夜の学校に4年3組の子どもたちが集まってきた=東京都武蔵野市立境南小学校で10月27日、大沢瑞季撮影
夜の学校に4年3組の子どもたちが集まってきた=東京都武蔵野市立境南小学校で10月27日、大沢瑞季撮影

 10月下旬の金曜日、西の空が夕焼けに染まる午後5時。小学校に子どもたちが続々と登校してくる。ランドセルの代わりにリュックサックを背負って。いつもと違う夜の学校。「めっちゃ楽しみ~」と顔を見合わせ、ワクワクが隠せない。

 この日は、東京都武蔵野市立境南小学校4年3組の子どもたちが待ちに待った“学校に泊まる日”。総合的な学習の時間で、子どもたちが企画、計画、実行を担った。

 総合的な学習の時間といえば、4年生で福祉、5年生で田植えなど、毎年同じ内容を繰り返す学校も多い。だが、境南小は市のモデル校だったこともあり、総合的な学習の時間に力を入れている。クラスごとにテーマを決めて取り組むのが特徴で、「何がしたい?」という問いから授業が始まる。

 4年3組は「クラスみんなで最高の思い出を作りたい」と「学校に泊まる」案に決めた。

 「さすがにそれは、ちょっと無理じゃない?」。担任の岩瀬裕子主任教諭は、そんな言葉が口から出かかった。

 岩瀬主任教諭は境南小に来る前、…

この記事は有料記事です。

残り1466文字(全文1893文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る
この記事の筆者
すべて見る

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月

ニュース特集