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「中露首脳の欠席」生かしたバイデン氏 記念写真から見える戦略

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G20サミットで手を取り合って結束をアピールする首脳ら。右からバイデン米大統領、南アフリカのラマポーザ大統領、インドのモディ首相、ブラジルのルラ大統領、世界銀行のバンガ総裁=ニューデリーで9日、ロイター
G20サミットで手を取り合って結束をアピールする首脳ら。右からバイデン米大統領、南アフリカのラマポーザ大統領、インドのモディ首相、ブラジルのルラ大統領、世界銀行のバンガ総裁=ニューデリーで9日、ロイター

 10日に閉幕した主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)。バイデン米大統領は、中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領のサミット欠席を好機と見て、議長国のインドなど「グローバルサウス」(南半球を中心とする新興国・途上国)の代表格である国々の取り込みを図った。首脳不在となった中露とは違い、米国が多国間協調を重視しているとの姿勢を改めて強調した。

 開幕日の9日、インドの首都ニューデリーの会場。バイデン氏の姿はインド、ブラジル、南アフリカの首脳、世界銀行の総裁とともにあった。3カ国は、欧米主導の国際秩序に対抗する枠組みとして中露が重視する新興5カ国(BRICS)の構成国だ。バイデン氏はその3カ国の首脳と固く手を握り合うと、笑顔で記念写真に納まり、結束をアピールした。

 G20の議長国は今年がインド。来年以降、ブラジル、南アフリカ、米国と続く。4カ国は9日に共同声明も発表し、こう強調した。「G20は国際経済協力の最も重要な協議の場だ」。習氏は8月に南アフリカであったBRICS首脳会議には出席する一方で、今回のG20サミットは欠席した。4カ国の共同声明は、インドやブラジル、南アフリカが中露とは対照的に多国間主義を体現するG20を重視していると強調する形になった。

 バイデン氏は…

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